奈良市・生駒市での古物商許可申請の流れと必要書類|行政書士が解説

はじめに

中古品やリサイクル品の売買を行う場合には、「古物商許可」が必要になります。
最近では、フリマアプリやネットショップの普及により、個人・法人問わず古物商許可の申請を検討する方が増えています。

この記事では、奈良市・生駒市で古物商許可を取得したい方に向けて、手続きの流れ・必要書類・注意点を行政書士の視点からわかりやすく解説します。


古物商許可とは

古物商許可とは、中古品など「一度使用された物品」を売買・交換・委託販売などの目的で扱う際に必要な公安委員会の許可です。
この許可を取得せずに営業した場合、古物営業法違反として罰則の対象になることがあります。

古物の対象となる代表例は次の通りです。

  • 中古の家電・パソコン・携帯電話
  • 古着・ブランド品・アクセサリー
  • 自動車・バイク・パーツ類
  • 書籍・ゲーム・カメラなど

奈良県での申請先

奈良市・生駒市で古物商許可を申請する場合は、営業所の所在地を管轄する警察署の生活安全課に申請します。

  • 奈良市 → 奈良警察署
  • 生駒市 → 生駒警察署

申請内容は警察署で受け付けられ、最終的には奈良県公安委員会で審査が行われます。


許可申請の主な要件

古物商許可を取得するためには、次の要件を満たす必要があります。

  1. 欠格要件に該当しないこと(過去に刑罰・破産などがない)
  2. 営業所を確保していること(自宅兼事務所でも可)
  3. 営業に使用するパソコン・通信環境を整えていること
  4. 代表者・管理者が成年者であり、責任能力があること

手続きの流れ

① 必要書類の準備

個人申請と法人申請で必要な書類が異なりますが、主な書類は以下の通りです。

個人申請の場合

  • 申請書
  • 住民票(本籍地記載)
  • 身分証明書(市区町村発行)
  • 誓約書
  • 営業所の使用権原を証明する書類(賃貸契約書など)

法人申請の場合

  • 登記簿謄本(履歴事項全部証明書)
  • 役員全員分の住民票・身分証明書
  • 定款の写し

② 警察署への提出

営業所を管轄する警察署へ書類を提出します。
この際、手数料(19,000円)が必要です。

③ 審査・許可

申請後、約40日程度で奈良県公安委員会から許可・不許可の通知があります。
許可後は、営業所に「古物商許可証」を掲示し、営業を開始できます。


奈良市・生駒市での注意点

  • 自宅を営業所にする場合、賃貸契約書で「事務所利用可」である必要があります。
  • 古物商プレート(標識)の掲示が義務づけられています。
  • ネット販売のみの場合も許可が必要です。
  • 取扱品目を変更する場合は「届出」が必要です。

行政書士に依頼するメリット

古物商許可は、書類の種類が多く、特に身分証明書や誓約書の取得に手間がかかります。
行政書士に依頼することで、次のようなサポートが受けられます。

  • 必要書類の確認・取得のサポート
  • 申請書類の作成代行
  • 奈良県警察への提出サポート
  • 許可後の営業内容変更・法人設立時の再申請にも対応

奈良市・生駒市で古物商許可をお考えの方は、まずは行政書士に相談してみましょう。


まとめ

古物商許可は、正しい知識をもって準備すれば難しい手続きではありません。
奈良市・生駒市でネット販売やリユース事業を始めたい方は、早めに申請の準備を進めておきましょう。

💬 奈良市・生駒市での古物商許可申請のご相談は行政書士だいとう事務所へ
初めての方にもわかりやすくサポートいたします。申請手続きの流れや書類の集め方から丁寧にご案内します。

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