産業廃棄物収集運搬業許可の講習会とは?オンライン受講・有効期限・注意点を解説
産業廃棄物収集運搬業許可を取得するためには、講習会の修了が必要になります。
初めて申請する方の中には、
・どの講習を受ければよいのか
・オンラインで受講できるのか
・費用はいくらかかるのか
・修了証に有効期限はあるのか
と疑問を持つ方も少なくありません。
特に近年はオンライン形式の講習会も増えており、以前と受講方法が変わっています。
この記事では、産業廃棄物収集運搬業許可に必要な講習会について、受講方法・費用・有効期限・注意点などを実務目線で解説します。
産業廃棄物収集運搬業許可の講習会とは
産業廃棄物収集運搬業許可を取得するためには、公益財団法人 日本産業廃棄物処理振興センター(JWセンター)が実施する講習会を修了する必要があります。
この講習会は、廃棄物処理法や産業廃棄物の適正処理について必要な知識を有しているかを確認するための制度です。
許可申請では、講習会修了証の提出が必要になります。
法人申請の場合は役員や政令使用人、個人事業主の場合は本人などが受講対象になります。
講習会には新規講習と更新講習がある
講習会には、大きく分けて次の2種類があります。
新規許可用講習会
初めて産業廃棄物収集運搬業許可を取得する場合に受講する講習です。
新規講習では、廃棄物処理法や実務管理、マニフェスト制度などについて学びます。
更新許可用講習会
すでに許可を取得しており、更新申請を行う場合に必要な講習です。
更新講習は新規講習より短時間で実施されることが一般的です。
オンライン受講はできる?
現在はオンライン形式の講習会が導入されています。
ただし、完全オンラインではなく、一般的には次の流れで実施されます。
動画講義をオンラインで受講
自宅や事務所で講義動画を視聴します。
パソコンやタブレットを使用して受講する形式が一般的です。
修了試験は会場で受験
講義受講後、指定会場で修了試験を受験します。
そのため、完全在宅で完結するわけではありません。
講習会の受講費用
受講費用は、新規か更新か、オンラインか対面かによって異なります。
2026年時点では、収集運搬課程の目安は次のとおりです。
新規講習の費用目安
オンライン形式
27,500円前後(税込)
対面形式
33,000円前後(税込)
更新講習の費用目安
オンライン形式
17,600円前後(税込)
対面形式
22,000円前後(税込)
年度によって改定される場合があるため、最新情報はJWセンターの案内確認が必要です。
講習会の有効期限
講習会修了証には有効期限があります。
一般的には5年間有効として扱われることが多く、更新時には再度講習受講が必要になります。
ただし、自治体運用によって細かな扱いが異なる場合があります。
申請タイミングによっては、
・修了証の期限切れ
・更新講習の受講漏れ
・有効期間不足
などが問題になるケースもあります。
更新期限が近い場合は、早めに講習予約を行う方が安全です。
講習会で学ぶ内容
講習会では主に次の内容を学びます。
廃棄物処理法
産業廃棄物処理に関する基本ルールを学びます。
マニフェスト制度
処理状況を管理する制度について学びます。
収集運搬実務
飛散防止、運搬基準、車両管理などを確認します。
行政処分や違反事例
不適正処理や違反事例についても説明されます。
実務に関係する内容が多く、許可取得後の運営にも関係する知識が含まれています。
修了試験は難しい?
講習会では最後に修了試験があります。
極端に難易度が高い試験ではありませんが、講義内容を理解していないと不合格になる可能性があります。
特に次の点は注意が必要です。
動画を流し見しない
オンライン講習では、内容を十分理解せず受講してしまうケースがあります。
法律用語に慣れておく
廃棄物処理法特有の用語が出題されることがあります。
試験日を忘れない
オンライン形式では、講義視聴後に別日程で試験を受ける形式が多いため注意が必要です。
講習会予約は早めがおすすめ
産業廃棄物収集運搬業許可は、講習会修了証がなければ申請できません。
そのため、講習会予約が遅れると許可取得スケジュール全体が遅れることがあります。
特に次のケースでは早めの予約が重要です。
・新規開業予定がある
・建設業許可との兼ね合いがある
・元請から許可取得を求められている
・更新期限が近い
地域によっては定員が埋まりやすい場合もあります。
まとめ
産業廃棄物収集運搬業許可の取得には、JWセンターの講習会修了が必要になります。
現在はオンライン形式にも対応していますが、多くの場合は会場試験があります。
また、修了証には有効期限があり、更新時にも再受講が必要です。
講習予約が遅れると許可申請全体に影響するため、早めにスケジュール確認を行うことが重要です。
産業廃棄物収集運搬業許可の申請はお任せください
この記事では、産業廃棄物収集運搬業許可について解説しました。
産廃業の許可は、取り扱う廃棄物の種類や運搬区域(都道府県)、車両・容器の要件、講習会修了の有無などにより、申請内容や必要書類が大きく変わります。
「許可が必要なのか判断できない」
「どの自治体に申請すればいいのか分からない」
「書類作成や役所対応を任せたい」
このようなお悩みがある場合は、早めに専門家へ相談することで、申請のやり直しや無駄な時間を防ぐことができます。
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