建設業許可番号の調べ方とは?確認方法と番号から分かる情報を解説

まず知っておきたいこと

取引先が「建設業許可を持っている」と言っていても、必要な業種・一般特定・有効期限まで確認しなければ、今回の工事に使える許可かは分かりません。

国土交通省の建設業者・宅建業者等企業情報検索システムでは、商号、所在地、許可番号等から許可情報を検索できます。契約時点の許可通知書・証明書も併せて確認します。

SEARCH公式検索

商号・所在地・許可番号から事業者を検索します。

DETAIL業種確認

許可を持つ29業種と一般・特定を確認します。

DATE有効性確認

許可年月日・更新状況を契約日と照合します。

検索結果で見るべき項目

番号が見つかっただけで終わらず、工事内容と契約日に必要な許可が有効かを確認します。

確認項目制度・判断の内容実務上の対応
許可行政庁国土交通大臣または都道府県知事を確認します。営業所所在地の範囲を示すもので、施工可能地域の制限ではありません。
許可番号行政庁、般特、番号、更新回数の表示を確認します。見積書・許可票・通知書で同じ番号か照合します。
許可業種土木、建築、とび土工、管、内装等の取得業種を確認します。今回の実施工に対応する業種かを見積内訳で確認します。
一般・特定業種ごとに一般か特定かを確認します。元請として高額な下請契約を締結する場合は特定の要否を確認します。
許可年月日業種ごとの許可日と有効期間を確認します。更新申請中・許可換え等は通知書や行政庁へ確認します。

実務上の重要ポイント

POINT 01

同名会社に注意

所在地・法人番号・代表者等で対象会社を特定します。

POINT 02

検索反映の時差

更新・変更直後は表示に時間差がある可能性があるため通知書を確認します。

POINT 03

証明書が必要な場面

入札・元請審査では検索画面でなく許可証明書等を求められることがあります。

POINT 04

自社情報も定期確認

商号・所在地・代表者・業種が最新かを確認し、誤りがあれば届出状況を調べます。

取引前に確認する資料

準備・確認リスト
  • 国交省公式検索結果
  • 建設業許可通知書・許可証明書
  • 会社の建設業許可票
  • 今回の見積書・工事内訳
  • 主任技術者等の資格資料
  • 更新・業種追加申請中の受付資料

進め方

01会社を特定

商号・所在地・番号で対象を絞ります。

02許可業種を確認

今回の工事と29業種を照合します。

03一般・特定と期限を確認

契約日に必要区分が有効か確認します。

04原本資料と照合

通知書・証明書の提出を求めます。

05確認記録を保存

検索日、画面、提出資料を取引ファイルへ保存します。

注意点

許可番号があっても、すべての建設工事を請け負えるわけではありません

許可は業種ごとです。例えば内装仕上工事業だけを持つ会社が、500万円以上の管工事を請け負えるとは限りません。工事内容と取得業種を必ず照合します。

よくある失敗

  • 会社名だけで同名会社を選ぶ
  • 許可番号だけ確認し業種を見ない
  • 一般・特定を区別しない
  • 古い許可票の写真だけで判断する
  • 検索画面を契約記録として保存しない

確認しておきたいポイント

許可番号の括弧内の数字は何ですか?

同じ許可行政庁で更新した回数を示す表示です。会社の創業年数そのものではありません。

検索結果に出ない会社は無許可ですか?

名称表記、更新直後、許可換え等もあるため、許可通知書と行政庁への確認を行います。

大阪の会社が奈良で工事できますか?

建設業許可は営業所所在地で知事・大臣を区分し、工事場所を一県に制限する制度ではありません。

許可証明書はどこで取れますか?

許可行政庁の案内を確認します。奈良県知事許可は県の証明手続を確認してください。

取引先・自社の許可内容を正確に確認したい方へ

工事内容、許可業種、一般・特定、有効期間を照合し、契約前の確認項目を整理します。

建設業許可についてさらに確認する

※制度・金額・様式・行政庁運用は変更されることがあります。申請・契約時点の奈良県、国土交通省等の最新案内をご確認ください。