建設業許可票(看板)の設置義務とは?記載内容やルールを解説

まず知っておきたいこと

建設業許可業者は、営業所と一定の建設工事現場に法定の標識を掲示します。許可通知書を額に入れて置くことや、ウェブに番号を掲載することとは別の義務です。

営業所用と現場用では記載内容・掲示主体が異なります。更新、業種追加、商号・代表者変更後は、古い許可情報を残さないようにします。

OFFICE営業所

店舗・事務所の公衆の見やすい場所へ許可票を掲示します。

SITE工事現場

法令上必要な現場標識を元請・下請の区分と工事に応じて確認します。

UPDATE内容更新

許可番号、業種、代表者、技術者等の変更時に書き換えます。

許可票で確認する項目

市販プレートを買う前に、現在の許可通知・配置技術者・工事内容を確認します。

確認項目制度・判断の内容実務上の対応
商号・代表者許可名義と最新登記に一致させます。屋号・略称だけにしないようにします。
許可番号・年月日大臣・知事、一般・特定、番号、許可年月日を正確に記載します。更新・業種追加で複数許可日がある場合を確認します。
許可業種営業所で営業する建設業を現在の許可内容で表示します。廃業・追加後は速やかに更新します。
主任・監理技術者現場標識では氏名・資格者証情報等を工事に応じて記載します。配置変更時に現場表示も更新します。
掲示場所営業所・現場で公衆から見やすい場所へ掲示します。室内奥や資材で隠れる位置を避けます。

実務上の重要ポイント

POINT 01

許可通知と照合

記憶や古いプレートを写さず最新通知で作成します。

POINT 02

ウェブ・名刺も更新

法定標識とは別に、広告表示の番号・業種も最新化します。

POINT 03

現場ごとに確認

元請・下請、公共・民間、施工体制台帳の対象等を踏まえます。

POINT 04

写真記録

掲示状況を工事ファイルへ写真保存すると確認しやすくなります。

標識作成前に確認する資料

準備・確認リスト
  • 最新の許可通知書・証明書
  • 変更届・業種追加控え
  • 工事請負契約書
  • 配置技術者の資格・氏名
  • 施工体制台帳・体系図
  • 営業所・現場の掲示場所写真

進め方

01最新許可情報を確認

番号・業種・年月日を確定します。

02標識の種類を選ぶ

営業所用・現場用を区別します。

03法定事項を記載

工事・技術者情報を含め正確に作成します。

04見やすい場所へ掲示

掲示後に写真を保存します。

05変更時に即時更新

更新・移転・代表者・技術者変更を反映します。

注意点

許可票を掲示していても、許可範囲外の工事は請け負えません

標識は許可の存在を示すもので、表示した業種・有効な許可の範囲で営業する必要があります。古い標識を掲示し続けると取引先にも誤解を与えます。

よくある失敗

  • 許可通知書を許可票の代わりにする
  • 古い更新回数・代表者を残す
  • 現場技術者交代後も表示を変えない
  • 見えない事務所奥に置く
  • 市販プレートの空欄を推測で埋める

確認しておきたいポイント

許可票は必ず金属製ですか?

法令の様式・サイズ・記載事項を満たす掲示方法を確認します。耐久性と見やすさも考慮します。

工事現場には下請も掲示しますか?

現在の法令上の掲示主体・工事条件を確認します。施工体系図等の掲示も別途確認します。

業種追加したら作り直しますか?

営業所で営業する業種表示を最新許可へ更新します。

許可番号をホームページへ載せれば十分ですか?

ウェブ表示とは別に、営業所・現場の法定標識を掲示します。

建設業許可票の内容を確認したい方へ

最新の許可・業種・代表者・現場技術者を確認し、必要な標識と更新箇所を整理します。

建設業許可についてさらに確認する

※制度・金額・様式・行政庁運用は変更されることがあります。申請・契約時点の奈良県、国土交通省等の最新案内をご確認ください。