専任宅建士の勤務時間要件とは?常勤性・兼務制限・短時間勤務が問題になるケースを解説

まず知っておきたいこと

専任宅建士は「何時間ならよい」という数字だけでなく、事務所への常勤と業務関与を総合的に確認します。

週何日という数字だけでなく、会社営業時間、他社勤務、副業、在宅勤務、通勤から常勤・専任性を判断できます。

KEY POINT勤務時間

事務所営業時間との関係

REQUIREMENT専任性

副業・他社勤務の影響

NEXT STEP説明資料

契約・勤怠・通勤の説明

勤務時間・兼務の判断要素

専任宅建士は「何時間ならよい」という数字だけでなく、事務所への常勤と業務関与を総合的に確認します。

勤務時間事務所営業時間との関係
専任性副業・他社勤務の影響
説明資料契約・勤怠・通勤の説明
実務上の確認勤務時間が極端に少なくない
提出前の確認他社正社員でない
会社の営業予定と候補者の全勤務を重ねて見る

短時間勤務でも名称だけで不可とは決まりませんが、顧客対応時間に不在、別会社が主勤務、遠方で通常通勤できない状態では専任性を説明しにくくなります。

要件・判断ポイント

勤務時間は、営業日との重なり、他社関係、勤務場所、業務量、継続性の五方向から確認します。

POINT 01

勤務時間

事務所営業時間との関係。会社の営業日・受付時間と宅建士の勤務表を並べ、契約対応できる時間帯を確認します。

POINT 02

専任性

副業・他社勤務の影響。別会社の正社員・常勤役員・専任資格者、副業・個人事業の時間をすべて把握します。

POINT 03

説明資料

契約・勤怠・通勤の説明。テレワークを導入する場合も、申請事務所での日常勤務と業務管理を説明できる運用にします。

許可後に勤務時間を大幅に減らさない

申請時はフルタイム、許可後は週一回という運用では、専任宅建士の要件を維持できないおそれがあります。開業後も続けられる勤務条件で申請します。

手続きの流れ

事務所営業時間の決定、候補者の全業務把握、勤務表作成、契約・規程反映、勤怠運用の順に整えます。

01営業時間決定

宅建業事務所の営業日・営業時間と、顧客対応や契約業務を行う時間帯を決めます。

02勤務日・時間決定

候補者が事務所営業時間中に継続勤務できる日数・時間を設定し、短時間勤務の場合は体制全体を確認します。

03副業・兼務整理

副業、別法人勤務、役員業務、個人事業、在宅勤務の時間を含め、宅建業務を主として行えるか整理します。

04雇用契約と一致

雇用契約書の勤務条件を、実際のシフト、給与計算、社会保険、出勤場所と一致させます。

05勤怠資料整備

出勤簿、タイムカード、給与台帳、業務日報など、勤務実態を継続的に残せるようにします。

06申請前確認

営業時間と候補者の全勤務を重ね、申請事務所で常勤・専任と説明できるか最終確認します。

申請・届出前のチェック

提出前に確認すること
  • 勤務時間が極端に少なくない
  • 他社正社員でない
  • 事務所勤務の実態
  • 通勤可能性を説明

勤務形態を変更するときは、人事部門だけで決めず、法定人数と専任性を免許担当が確認する社内ルールを作ります。

確認しておきたいポイント

週何日必要ですか?

一律の数字ではなく常勤・専任の実態で判断します。

夜間副業は可能ですか?

本業への支障や業務量を含め確認します。

リモート中心でもよいですか?

申請事務所への常勤実態を説明しにくい場合があります。

専任宅建士の勤務時間要件について相談したい方へ

事務所営業時間と候補者の本業・副業・役員業務を可視化し、無理のない専任宅建士配置を検討します。

宅建業免許についてさらに確認する

※申請先、手続方法、手数料、必要書類は変更されることがあります。申請時点の奈良県・国土交通省等の最新案内をご確認ください。